エステサロンを賢く開業!経費削減のための具体的な戦略

エステサロンを賢く開業!経費削減のための具体的な戦略

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エステサロンを開業する際、魅力的なサービスを提供することはもちろん重要ですが、同時に「いかに無駄な経費を抑えつつ、効率的に運営するか」も成功のカギとなります。

ここでは、開業時にかかるコストを最小限に抑えつつ、効果的な経営を実現するための具体的な方法を解説します。


1. サロンコンセプトを明確にするサロンを開業する際、最も重要なのが「コンセプトの明確化」です。
コンセプトが曖昧だと、内装・設備・サービスの選定に迷いが生じ、結果的に不要なコストが発生してしまいます。

1-1. ターゲット層を決める

ターゲットを明確にすることで、必要な設備や施術メニューが決まり、無駄な出費を避けられます。例えば、30代の働く女性をメインにするなら、短時間で効果が期待できるメニューを中心にし、設備投資を最小限に抑えることができます。


1-2. 提供するサービスを絞る

全ての施術を提供しようとすると、設備や商材のコストが増えます。例えば、フェイシャル・ボディ・脱毛などすべて対応するのではなく、フェイシャル専門、リラクゼーション特化などに絞ると、初期投資を大幅に削減できます。


1-3. サロンの雰囲気を決める

高級感を演出するなら、それなりの内装や備品が必要になりますが、「アットホームな癒し空間」や「シンプル&ナチュラル」などのコンセプトなら、低コストでも魅力的な空間が作れます。


1-4. コストを意識した経営計画を立てる

開業後の収支計画をしっかり立てることで、どこにお金をかけ、どこを節約すべきかが明確になります。特に固定費(家賃・光熱費・人件費)を意識し、売上とのバランスを考えながら無理のない経営を目指しましょう。


2. 賃貸費用の削減方法サロン運営の中で、賃貸費用は大きな固定費の一つです。
賃料を抑えることができれば、経営の安定につながります。
ここでは、賃貸費用を削減する具体的な方法を紹介します。

2-1. 立地選びの工夫

「駅近・一等地」は集客には有利ですが、その分賃料が高くなります。家賃を抑えるために、以下のような選択肢を検討しましょう。

駅から徒歩5~10分圏内の物件を選ぶ家賃が抑えられ、少し歩くだけで到達できるため、顧客にも受け入れられやすい。
住宅街や隠れ家的な立地を活かす広告や口コミを活用すれば、アクセスが多少不便でも集客は可能。
シェアサロンの活用他のエステティシャンとスペースを共有することで、家賃を分担できる。


2-2. 物件選びのポイント

賃貸契約をする際に、以下の点を確認することで、余計なコストを削減できます。

居抜き物件を活用する前のテナントがエステサロンや美容関係の店舗だった場合、設備や内装をそのまま利用できるため、初期費用を大幅に削減可能。
敷金・礼金が少ない物件を選ぶ初期費用の大きな負担を減らせる。交渉次第で減額できる場合もある。
更新料の有無を確認する更新時のコストが高額にならないか事前にチェックする。


2-3. 自宅サロンという選択肢

開業コストを最小限に抑えたい場合、自宅の一室をサロンとして活用する方法もあります。

メリット

家賃が不要なため、運営コストを大幅に削減できる。
自分のペースで営業でき、固定費の負担が少ない。

デメリット

プライバシーの問題があるため、家族と相談が必要。
看板を出しにくいため、集客はSNSや口コミに頼ることになる。


2-4. 初期契約費用を抑える交渉術

賃貸契約時に家賃を抑えるために、不動産業者やオーナーと交渉するのも一つの手です。家賃は固定費として毎月発生するため、少しでも削減できればサロン経営の負担を大きく減らせます。以下のポイントを活用し、最適な物件を選びましょう。

長期契約を条件に家賃交渉をする1年以上の契約を前提にすると、家賃を下げてもらえることがある。
フリーレント(一定期間家賃無料)の交渉入居直後の経費を抑えることができるため、初期投資の負担が軽減される。
設備や内装の修繕費をオーナー負担にできるか確認初期投資を減らすために、交渉してみる価値がある。


3. 必要最低限の設備と備品でスタートするエステサロンの開業では、設備や備品の購入費用が大きな負担になります。
しかし、初めから全てを揃える必要はありません。
最低限必要なものだけを購入し、売上が安定してから追加することで、無駄な出費を抑えることができます。


3-1. 施術に必要な最低限の設備を揃える

施術内容に応じて、必要な設備を厳選しましょう。高機能な機器や豪華なインテリアにこだわると、コストがかかります。最初はシンプルな設備でスタートし、リピーターが増えたら徐々にアップグレードしていくのが賢い方法です。

例えば、フェイシャルサロンの場合、以下のようなものが最低限必要になります。

施術ベッド(リクライニング可能なもの)
スツール(施術者用の椅子)
ワゴン(施術道具を置くため)
タオルウォーマー(ホットタオルを用意するため)
照明(施術しやすい明るさを確保)


3-2. 中古品やリースを活用する

設備をすべて新品で揃えると費用がかさみます。コスト削減のために、以下の方法を検討しましょう。

中古のエステ機器を購入するエステ専門の中古市場やオークションサイトを活用すれば、半額以下で購入できることも。
リースやレンタルを利用する高価な機器はリース契約をすることで、初期費用を抑えつつ最新の機器を導入できる。
サロン閉店セールをチェック他のエステサロンが閉店する際、格安で設備を譲ってもらえることがある。


3-3. 消耗品のコストを抑える工夫

施術に必要な消耗品も、できるだけコストを抑えましょう。

業務用の商品をまとめ買いするタオルや化粧品は業務用の卸サイトで購入するとコストダウンにつながる。
洗濯可能なタオルを活用する使い捨てタオルは便利だが、コストがかかるため、再利用できるものを選ぶと経費削減になる。
無料サンプルを活用するコスメブランドのサンプル品を利用し、施術時の化粧品コストを抑える。


3-4. 内装・インテリアは工夫して節約

サロンの雰囲気作りは大切ですが、内装費用をかけすぎるのはNG。設備や備品は、最初から完璧を求めず、必要最低限のものだけを揃えることがポイントです。お客様の反応を見ながら、低コストでおしゃれな空間を作る工夫をしましょう。

DIYで装飾を工夫する壁紙を貼り替えたり、安価な照明を使うだけで雰囲気が変わる。
100円ショップやニトリを活用する収納やインテリア小物を安価に揃えることで、コストを抑えながらおしゃれな空間を演出できる。
観葉植物や間接照明で高級感を演出シンプルな空間でも、観葉植物や照明を工夫するだけで雰囲気が良くなる。


4. 広告・集客にSNSを積極的に活用するエステサロンを開業したばかりの頃は、知名度が低いため集客に苦労します。
しかし、 SNSを活用すれば高額な広告費をかけずに効果的な宣伝が可能となります。
上手に使えば、無料で多くの人にサロンの魅力を伝えられます。

4-1. Instagramをメインに活用する

エステ業界ではInstagramの活用が特に効果的です。理由は、視覚的に施術のビフォーアフターやサロンの雰囲気を伝えやすいためです。

Instagramの運用ポイント

ビフォーアフターの写真を投稿する効果が視覚的に伝わるため、興味を持ってもらいやすい。
施術風景やサロン内の写真を投稿落ち着いた雰囲気や清潔感をアピールできる。
ハッシュタグを活用する#エステサロン #美肌 #小顔 など、ターゲットが検索しそうなキーワードを入れる。
ストーリーズを活用する毎日のサロンの様子や空き状況をリアルタイムで発信できる。


4-2. LINE公式アカウントで予約やお知らせを配信

LINE公式アカウントを使うと、お客様とのやり取りがスムーズになり、リピーター獲得にもつながります。

LINE活用のポイント

予約の受付・変更をLINEで簡単に電話よりも手軽で、お客様が利用しやすい。
クーポンやキャンペーン情報を配信初回限定の割引や、リピーター向けの特典を案内できる。
施術後のアフターフォローを送る施術後にアドバイスを送ることで、満足度がアップ。


4-3. TikTokやYouTubeで施術の様子を発信

動画コンテンツは説得力があり、新規顧客の獲得に効果的です。特に「小顔マッサージの方法」「セルフケアのコツ」などを発信すると、多くの人に見てもらえます。

TikTok短時間で簡単な美容テクニックやセルフケアを紹介。
YouTube施術の流れやサロンのこだわりを詳しく紹介。


4-4. SNSキャンペーンを活用する

SNSを使ったキャンペーンを実施すると、フォロワーが増えやすくなります。

フォロー&いいねで割引キャンペーン「この投稿をいいね&フォローで500円オフ!」など。
お客様の口コミ投稿で特典施術の感想をInstagramに投稿してもらい、次回割引をプレゼント。
お友達紹介キャンペーン友達を紹介すると、紹介者と新規のお客様両方に特典をプレゼント。


4-5. Googleマップや口コミサイトを活用

SNSだけでなく、 Googleマップホットペッパービューティーなどの口コミサイトに登録することで、さらに集客力をアップできます。

Googleビジネスプロフィールを作成サロンの場所・営業時間・写真を登録し、検索で見つけてもらいやすくする。
口コミを増やす工夫をする施術後に「口コミを書いていただけると嬉しいです!」とお願いする。
クーポンを活用初回クーポンを設定し、来店のハードルを下げる。


4-6. 広告費をかけるならターゲットを絞る

SNS広告を利用する場合は、無駄な出費を抑えるためにターゲットを明確にすることが大切です。

エリアを限定するサロンの近隣に住む人だけに広告を表示させる。
年齢・性別を絞る例えば「20~40代の女性」に向けて広告を出す。
興味関心を指定する美容やリラクゼーションに興味のある人にだけ表示させる。
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SNSを活用すれば、無料または低コストで効果的に集客できます。特にInstagramやLINEを中心に運用し、ターゲットに合った投稿を続けることが成功のカギです。


5. インターネット予約システムやフリーツールで業務を効率化するエステサロンを運営する上で、予約管理や顧客対応の手間を減らすことはとても重要です。
無駄な時間や人件費を削減し、効率的に運営することでコストを抑えることができます。
そのために、インターネット予約システムや無料で使える便利なツールを活用しましょう。


5-1. 無料または低コストの予約システムを導入する

予約の管理を手作業で行うと、ミスが発生したり、時間がかかってしまいます。オンライン予約システムを導入することで、業務の負担を大幅に軽減できます。予約システムを導入すると、 24時間自動で予約受付ができるため、電話対応の手間を削減できます。また、予約のリマインド機能があるものを使えば、ドタキャン防止にも役立ちます。

おすすめの無料・低コスト予約システム

「Coubic(クービック)」(無料プランあり)簡単に予約受付ページを作成でき、LINEやInstagramと連携可能。
「Reservia(リザービア)」(美容サロン向け)サロン専用の予約システムで、ホットペッパービューティーとの連携も可能。
「Googleカレンダー+LINE」(無料で運用可能)Googleカレンダーで予約を管理し、LINEでお客様とやり取りをする方法もアリ。


5-2. 会計・売上管理をフリーツールで簡単に

サロン経営では、売上や経費の管理も大切ですが、専門の会計ソフトを導入するとコストがかかります。無料の会計ツールを活用すれば、税理士を雇うコストを抑えながら、スムーズに経理業務を進めることができます。無料または低コストで利用できるツールを活用しましょう。

おすすめの会計・売上管理ツール

「Money Forward(マネーフォワード)クラウド会計」(無料プランあり)売上や経費を簡単に管理でき、確定申告にも対応。
「Airレジ」(無料)タブレットを使ったレジシステム。キャッシュレス決済にも対応。
「Googleスプレッドシート」(完全無料)Excelのように売上や経費を管理でき、スマホからもアクセス可能。


5-3. 無料のデザインツールで広告・チラシを作成

広告費を抑えつつ、魅力的なチラシやSNS投稿を作るためには、無料のデザインツールを活用すると便利です。デザインが苦手な人でも、テンプレートを活用すればおしゃれなチラシやSNS画像を作成できるため、業者に依頼する必要がなくなります。

おすすめのデザインツール

「Canva(キャンバ)」(無料プランあり)プロ並みのデザインが簡単に作成できる。SNS投稿やチラシ作りに最適。
「Adobe Express」(無料)簡単にロゴやポスターを作成できる。


5-4. 顧客管理をデジタル化してリピーターを増やす

お客様の来店履歴や施術内容をしっかり管理することで、リピーター獲得につながります。顧客情報をしっかり管理しておけば、誕生日クーポンの配信や次回予約の提案などに活かすことができます。また、手書きのカルテではなく、デジタルで管理することで時間とコストを削減できます。

おすすめの顧客管理ツール

「LINE公式アカウント」(無料)お客様ごとにタグをつけて管理できる。メッセージ配信も可能。
「Googleスプレッドシート」(無料)施術履歴や来店回数をデータで記録し、次回の提案に活用。
「SalonPOS(サロンポス)」(サロン専用)サロン向けの顧客管理システム。初期費用0円のプランもあり。


5-5. 業務の自動化でスタッフの負担を減らす

サロンの業務をできるだけ自動化することで、人件費の削減につながります。これらのツールを活用することで、少人数でもスムーズにサロンを運営できるようになります。

予約管理を自動化(予約システムの導入)
LINEで自動返信メッセージを設定(営業時間外の問い合わせ対応)
会計・売上管理をデジタル化(Airレジやマネーフォワードを活用)
定型文をテンプレート化(問い合わせや予約確認の返信)
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インターネット予約システムやフリーツールを活用すれば、業務の効率化が進み、無駄なコストを大幅に削減できます。特に予約管理・会計・デザイン・顧客管理をデジタル化することで、時間とコストの両方を節約できます。


6. サンプル品やテスターを有効に活用するエステサロンでは、施術に使用する化粧品や美容液のコストが意外とかさみます。
しかし、無料や低コストで手に入るサンプル品やテスターを活用することで、経費を大幅に削減できます。
上手に活用すれば、お客様の満足度を高めるだけでなく、物販の売上向上にもつながります。

6-1. 化粧品メーカーの無料サンプルを活用する

大手の化粧品メーカーや美容系ブランドでは、エステサロン向けに無料のサンプル品を提供していることがあります。メーカーのサンプル品を施術に使えば、コストを抑えながらお客様に新しい商品を試してもらうことができるため、物販にもつなげやすくなります。

サンプルを入手する方法

メーカーや代理店に直接問い合わせる新商品のテスト用として、エステサロン向けのサンプルを配布していることがある。
美容展示会やイベントに参加する最新の美容アイテムを試せるほか、多くのメーカーがサンプルを配布している。
美容ディーラー(卸業者)と取引をする取引を始めると、新商品を試せるサンプルをもらえることが多い。


6-2. テスターを活用して物販の売上を伸ばす

エステサロンでは、施術後にスキンケア商品やボディケア用品を販売することで、追加の売上を得ることができます。その際、テスター(試供品)を活用すると、お客様に興味を持ってもらいやすくなります。

テスターの活用方法

施術後に無料で試してもらう例えば、フェイシャル施術後に高級美容液のテスターを塗布すると、そのまま購入につながることがある。
「お試し用コーナー」を設置するサロン内の一角に、自由に試せるテスターを並べる。
「今だけ無料で試せる!」とSNSで告知限定感を出すことで、来店の動機付けになる。


6-3. 余ったサンプル品をお客様にプレゼント

メーカーからもらったサンプル品が余ってしまった場合、お客様にプレゼントすると喜ばれます。

サンプルプレゼントの活用方法

「次回予約特典」としてプレゼント「次回のご予約をいただいた方に○○のサンプルをプレゼント!」とすると、リピーター獲得につながる。
「お友達紹介キャンペーン」の特典にする既存のお客様が新規のお客様を紹介した際に、プレゼントとして渡す。
施術後にちょっとしたお土産として渡す「今日の施術後におすすめの美容液です!」と渡すことで、商品の購入にもつながる。


6-4. サロン専用ブランドの商品を取り扱う

エステサロン向けの専用ブランドでは、無料のサンプルやテスターを提供しているところが多いです。サロン専用ブランドを取り扱えば、施術時のコストを抑えながら、お客様に特別感を提供し、物販の売上アップにもつなげられます。

サロン向けブランドの特徴

一般のドラッグストアでは販売していないため、特別感がある
サロン価格で安く仕入れられ、利益率が高い
テスターや無料サンプルを提供しているメーカーが多い


6-5. 仕入れコストを抑えるための工夫

サンプル品やテスターを活用するだけでなく、普段の仕入れでもコストを抑える工夫をしましょう。

業務用サイズを購入する小売用よりも大容量の業務用サイズを購入した方が、コストパフォーマンスが良い。
まとめ買いで割引を受ける仕入れ先によっては、大量購入することで割引を受けられることがある。
他のサロンと共同購入する仕入れのコストをシェアすることで、単価を下げられる。
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無料のサンプル品やテスターを上手に活用すれば、施術コストを抑えつつ、お客様満足度を向上させることができます。また、物販と組み合わせることで、追加の収益を得るチャンスにもなります。


7. リピーターを重視し、初期の顧客を大切にするエステサロンの経営を安定させるためには、新規顧客を増やすこと以上に、リピーターを確保することが重要です。
リピーターが増えれば、毎月の売上が安定し、広告費をかけずに集客できるようになります。
特に、開業初期に来てくれたお客様を大切にし、定期的に通ってもらう工夫をしましょう。


7-1. 初回の施術で満足度を高める

最初に来店したお客様が「また来たい!」と思える体験を提供することが、リピーター獲得の第一歩です。

初回のお客様に対する工夫

カウンセリングを丁寧に行うお客様の悩みや希望をしっかり聞き、適切な施術を提案する。
施術中の接客に気を配るリラックスできる雰囲気を作り、心地よい時間を提供する。
アフターケアのアドバイスをする「次回は○○のケアをするとより効果が出ますよ」と伝えることで、再来店のきっかけを作る。


7-2. 次回予約を取ってもらう工夫

施術が終わったら、できるだけその場で次回の予約を取ってもらうことがポイントです。

次回予約を促す方法

「今予約すると特典あり」と伝える「今日ご予約いただくと、次回500円オフになります!」などの特典を用意する。
理想的な来店ペースを提案する「この施術は3週間後にもう一度受けると効果が持続しますよ」と具体的に説明する。
リマインドメッセージを送るLINEやメールで「来週○○日にご予約いただいています!」とリマインドすると、キャンセル防止になる。


7-3. 会員制度やポイントカードを活用する

お客様が継続して通いやすくなるように、リピーター向けの特典を用意しましょう。

おすすめのリピーター施策

ポイントカードを発行する「5回通うとフェイシャル1回無料」などの特典をつける。
月額会員制プランを導入する「月額○○円で毎月1回のフェイシャル+特典付き」のようなプランを作る。
誕生日特典をプレゼントお客様の誕生日に「特別割引クーポン」や「プレゼント」を用意し、来店のきっかけを作る。


7-4. LINE公式アカウントで顧客とのつながりを強化

リピーターを増やすには、お客様との接点を増やすことが大切です。 LINE公式アカウントを活用すると、低コストで効果的にアプローチできます。

LINE活用のポイント

施術後に「ありがとうございました!」とメッセージを送る
定期的に美容情報やお得な情報を配信する
リピーター向けの限定クーポンを送る


7-5. 口コミを活用して紹介客を増やす

リピーターが増えると、「このサロンいいよ!」と友人に紹介してくれる可能性が高まります。紹介キャンペーンを実施し、口コミを促しましょう。

紹介キャンペーンの例

「お友達紹介で500円オフ!」既存のお客様が新規の友人を紹介すると、両方に割引をプレゼント。
SNSで投稿してもらうと特典あり「Instagramでタグ付き投稿をしてくれたら、次回10%オフ!」など。
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リピーターを増やすことで、安定した売上を確保でき、広告費を抑えながら集客できるようになります。特に、初回の施術で満足度を高め、次回予約の仕組みを作ることが重要です。


まとめエステサロンを開業する際は、できるだけ無駄な経費を削減しながら、効率的に経営することが成功の鍵となります。
ここでは、賢く開業するための具体的な戦略を紹介しました。

コスト削減のポイント

サロンコンセプトを明確にする不要な設備投資や無駄な出費を防ぐ。
賃貸費用を抑える工夫をする立地選びや居抜き物件の活用で固定費を削減。
必要最低限の設備と備品でスタート最初は中古品やリースを活用し、徐々にグレードアップ。
SNSを活用して広告費を抑えるInstagramやLINEで無料で集客を強化。
予約システムやフリーツールで業務を効率化無料の予約管理や会計ツールを導入し、コストを削減。
サンプル品やテスターを有効活用メーカーのサンプルを施術に活かし、物販の売上もアップ。
リピーターを重視し、安定経営を目指す初期の顧客を大切にし、次回予約や紹介制度で固定客を増やす。


無理のない運営で長く続けることが大切

開業時に経費を抑えることは大切ですが、お客様に満足してもらえるサービスを提供し続けることが最も重要です。
無理にコストを削りすぎるのではなく、必要な部分には投資しながら、バランスの取れた経営を目指しましょう。

エステサロンは、一度リピーターを獲得できれば安定した収益が見込めるビジネスです。
開業当初からしっかり計画を立て、無駄を省きながらも質の高いサービスを提供し、成功を目指してください。

原田 良美監修者の紹介
株式会社ETERNAL BEAUTY GLOBAL
化粧品事業部 サロン特化型コンサルタント 原田 良美(Harada Yoshimi)


現在、エステサロン向けに売上をアップさせるためのサロン特化型コンサルタントして活躍中。美容部員としてまつ毛エクステやネイル、オイルマッサージなど幅広い美容業務に携わっていた経験もあり、その経験を元にお客様の悩みやニーズに寄り添い最適な美容ソリューションを提案。

担当したサロンのほとんどが最低でも売上を20〜40%アップさせるという実力派コンサルタントとしても定評がある。サロンの成長を支えながらビジネスの成功をサポートしてくれていると多くのサロンオーナーからの支持を得ている。また日頃からクリニックやエステサロンに通い、顧客への提供する美容情報に誤りがないよう、最新情報にも積極的に学んでいる。
保有資格:化粧品検定一級

クリニックを超える施術をサロンでも

私たちETERNAL BEAUTY GLOBALは、10年以上ヒト幹細胞コスメ業界を牽引してきたエクソソームのパイオニアです。全国3,000以上のクリニックで使用されている導入液(エクソソーム&神経系幹細胞培養液)(ペップビュー)よりも300%高濃度な導入液(エクソソーム&神経系幹細胞培養液)をサロン様に提供しております。結果的にクリニック以上の効果の出るフェイシャル施術で大繁盛サロンへ導くお手伝いをしております。

  • 神経系幹細胞培養液、エクソソームの導入液をサロンで仕入れたいと思っている
  • 美容クリニック以上の施術(美容機器エステ)でリピート率を劇的に上げたい
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