エステサロン開業時、最初に導入すべきエステ機器は? 種類も紹介!
エステサロンの開業に伴い、必要になる業務用エステ機器には様々な種類があります。
適切な業務用エステ機器を導入できれば、効果的に集客でき、施術クオリティやサロン回転率も高められます。
目指すサロンの方針によって導入機器が変わるので、エステサロンのビジョンとコンセプトをしっかり定めることが重要です。
その方針に基づいて、最適なエステメニューを提供できるよう、どのような機器を選ぶかを検討する必要があります。
業務用エステ機器は、美顔器・痩身機器・脱毛器・設備機器の4つに大きく分けることができます。
ここでは、それぞれの機器の種類と、施術内容を紹介します。
美顔器の主な種類
エレクトロポレーション | 電気パルスを皮膚に使用することで細胞膜に一時的な穴を作り出し、通常は皮膚のバリア機能に阻まれて浸透できない成分を皮膚の深部まで浸透させる技術です。その浸透率はイオン導入の約20倍と言われています。通常は皮膚の表面で阻まれてしまうヒアルロン酸やビタミンC等の分子の大きい有益な成分を肌細胞に送り込むことが可能です。皮膚にダメージを与えることなく、安全かつ効率的に肌細胞自体を栄養分で満たすことが出来ます。 |
---|---|
ピーリングマシン | 肌表面の古い角質や毛穴の詰まりを美容液の水流で除去するハイドロピーリングや、厚くなった角質を取り去りながら吸引し滑らかで明るい健康的な素肌を整えるダイヤモンドピール、超音波振動の力で取り除きづらい毛穴の汚れや角質を水分と一緒に吹き飛ばすスクラバー(ウォーターピーリング)などがあります。 |
イオン導入 | 普段のスキンケアでは吸収しにくい水溶性の成分(ビタミンCやビタミンA)を微弱電流で流し、皮膚の深い層まで浸透させていく施術のことです。ターンオーバーを正常化させ、ハリやツヤ、弾力を取り戻す効果があります。 |
超音波 | 超音波を使用し、1分で100万回以上と超高速の振動を与えることで、毛穴に詰まった汚れや角質を落とし、美しい素肌を取り戻す効果を持つ施術です。マッサージ効果や温熱効果によりむくみ・たるみを解消し、リフトアップ効果が期待できるのも特徴です。 |
RF(ラジオ波) | 電波を肌に照射し、細胞に振動を与えることで摩擦熱が生じ、その部分の熱が上昇します。その結果、血液やリンパの流れが良くなり、老廃物や不要な水分が体外に排出されやすくなります。また、コラーゲンの生成機能を活性化させ、肌の弾力アップや、しわ予防にも期待できます。 |
EMS(電気刺激) | 顔用EMS機器は、体用と同様に微弱な電流を流して筋肉を刺激して収縮させる美顔器です。肌の奥にある筋肉を刺激するため、肌の表面にアプローチする超音波美顔器と比べて効果的に筋肉を動かすことができます。 |
エステでの美顔(フェイシャル)メニューは人気が高く、効果の高い機器や施術者の技術に合ったものを選べば、収益アップに繋がる可能性が高いです。
顔は毎日見るため変化に気が付きやすいパーツで、効果が分かりやすいものがおすすめです。
「フェイスラインがスッキリした!」「肌のトーンが上がった!」など、結果がすぐに出れば納得して継続してもらえるメニューになるでしょう。
痩身機器の主な種類
キャビテーション | 脂肪にマシンで超音波を当て、体内の水分から気泡を発生させます。その気泡が弾けることで脂肪細胞が破壊されます。壊れた脂肪細胞は血中へ溶け出し、リンパ管や血管を通じて体外へ排出されやすい状態になります。セルライトやお腹回りなど、狙った部位に効果が得られます。 |
---|---|
RF(ラジオ波) | 30〜300MHzの高周波電磁波のことで、肌に照射する際に発生する振動による摩擦熱「ジュール熱」により体温が上昇します。この温熱効果によって、万能タンパク質ともいわれている「ヒートショックプロテイン(HSP)」が生成されます。HSPはストレスやその他の要因で損傷した細胞を正常に機能するよう働きかけるため、基礎代謝のアップが期待できます。 |
HIFU(ハイフ) | HIFUは、High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)の略で、超音波エネルギーを皮下の特定の層に一点に集中させ、皮膚の表面を傷つけることなく皮膚の深層まで熱を届け、コラーゲンやエラスチンの生成を促してリフトアップを行います。このHIFUに冷却機能を加えた機器がCRYO HIFU(クライオハイフ)と呼ばれています。現在、HIFUはエステサロンでの施術は禁止されており、原則クリニックでの施術になります。 |
脂肪冷却 | 脂肪細胞が皮膚や神経、筋肉などの細胞よりも「高い温度で凍る」原理を応用し、脂肪細胞だけを冷却して老廃物として排出します。気になる場所を局所的に吸引して冷却し、その部位の脂肪細胞を破壊するため、リバウンドしにくいメリットがあります。 |
EMS(電気刺激) | EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略で、電極パッドを直接肌に付けて電気で筋肉に刺激を与え、強制的に収縮運動をさせる施術です。電気による筋肉トレーニングで脂肪燃焼効果、引き締め、筋力アップを狙います。低出力のものであれば家庭用機器も出回っています。 |
電磁パルスマシン | EMSが皮下1㎝までにしか作用しないのに対して、電磁パルスマシンは電気ではなく磁場が作用することにより、皮下7㎝程度まで作用することができます。神経細胞に直接作用し、インナーマッスルと呼ばれる筋肉のより深い部分を刺激します。衣服の上から使用できるので、皮膚トラブルが少なく、痛みも少ないのが特徴です。 |
痩身機器は求める効果によってさらに種類が分かれますが、1台の機械で複数の施術の対応をしている複合機もあります。
エステで痩身コースに特化する場合は、脂肪と筋肉の両方のアプローチを取り入れて効果アップを目指すコースや、単体機を用いてインパクトのあるコース設定など、様々な組み合わせパターンを検討すると良いでしょう。
脱毛器の主な種類エステサロンで導入出来るのは基本的に光脱毛となります。
光脱毛はフラッシュ脱毛とも呼ばれ、メラニン色素に反応して発毛組織にダメージを与え、働きを抑制する方法です。
ダメージの与え方によって3つに分類されます。
IPL方式 | メラニン色素に反応して光を照射し、熱を発生させて発毛組織の働きを抑制する仕組みです。メラニン色素を多く含む太く濃い毛のほうが反応しやすいと言われています。 |
---|---|
S.S.C.方式 | ジェルを肌に塗り、その上に光を照射することで、ジェルに含まれる抑毛成分を角質層に浸透させる方法です。発毛組織に直接的にアプローチする仕組みではないので、効果を実感するまでに時間がかかる施術方法です。 |
SHR方式 | 表皮の近くにある発毛を促す組織「バルジ領域」に繰り返し熱を与え、蓄積された熱で毛の再生を抑制することを目指した方法です。IPL脱毛やSSC脱毛より弱い出力の光を使用するため、痛みの原因となる熱が発生しにくいといわれています。 |
脱毛人気が高まる今、個人のエステサロンでも脱毛機器の導入が増えており、エステ業界でも美顔機器・痩身機器に並び高い需要があります。
エステサロンで利用される業務用脱毛機器は、発毛周期に合わせて定期的に通っていただくお客様を集客できるため、集客コストの削減やライバル店との差別化も実現することが出来ます。
その他 設備機器
体組成計 | 痩身コースのあるエステサロンであれば基本的に必要となります。ダイエットやトレーニングのモチベーションを保つには、50g単位で計測できるモデルがおすすめです。データをパソコンに飛ばしてその場でグラフとして確認できるものや、スマホ連動機能のあるもの、自動認識機能(機器に乗るだけで自動でユーザーを識別できる)のあるものなどを選ぶとサロンでのカウンセリングがスムーズに行えます。 |
---|---|
遠赤外線ドームサウナ | ドーム状になった機器の中に身体を入れ、遠赤外線で全身を温める1人用のサウナです。半円状ドームの内側から、体の中心部に向けて遠赤外線を投射することにより身体を内側から温め、血流促進・新陳代謝アップにつながり、脂肪を燃焼しやすい体に導きます。 |
ヒートマット | マット内に電熱線や遠赤外線などの温熱効果を与えることで、発汗や痩身、体質改善などの効果が期待できるものです。敷きタイプや、体を包んで発汗を促すラップタイプなど様々な種類があります。 |
赤外線ドームサウナ・ヒートマットで出る汗は、通常の生活で汗腺から出る汗ではなく、老廃物などを含んだ皮脂腺からの汗なので、老廃物など不要となった身体の毒が排出されデトックスしてくれます。
また、痩身機器と組み合わせた効果的なエステコースもおすすめです。
キャビテーションや脂肪冷却などで破壊した脂肪細胞を老廃物として皮脂腺から排出してくれるので、より効果的になります。
お客様が機器に入っているだけで施術が終わるので、スタッフの負担が少ない点も嬉しいポイントです。
エステサロン業務用機器を選ぶポイントエステサロンを開業するにあたって、業務用エステ機器選びは大きな課題です。
多種多様な製品がリリースされているため、どれを選んでよいかわからず困っている方も多いのではないでしょうか。
業務用エステ機器を導入する際に検討するべき7つのポイントをチェックしましょう。
①効果 | エステサロンを開業するにあたって一番重視したいものが、お客様の満足度に直結する効果です。結果が出せる機器を選ぶことで、集客にも繋がります。施術によってどの程度効果が得られるのか、何日・何回施術を受けると効果が出てくるのかといった部分をチェックし、同じ機能をもつマシンを複数比較すると良いでしょう。また専用機の導入で、インパクトのあるコース設定も集客に繋がります。 |
---|---|
②安全性 | 業務用エステ機器は肌に直接あてて使用するため、使い方を間違えるとお客様の肌にトラブルを与えてしまう可能性もあります。万が一の際にすばやく運転を中止できること、間違ってボタンを押したり出力を強くしてしまったりといった誤作動を防ぐモードが搭載されているかどうかを確認しましょう。 |
③コストパフォーマンス | 業務用エステ機器を選ぶ際は、コストパフォーマンスにも注目して選びましょう。どんなに高価で高機能なマシンを導入したとしても、それによって収益がアップしなければ、結果的には損になってしまいます。導入することでどんな施術ができるのか、どれくらい回転率が上がり、月の売り上げがどれくらいになるか、など、具体的なコストパフォーマンスを試算するようにしましょう。 |
④ランニングコスト | 製品導入後も点検(メンテナンス)や部品、カートリッジの交換にランニングコストがかかるため、初期費用だけではなく維持費もあわせて考慮する必要があります。定期的に購入が必要な備品があるか、ある場合は購入頻度やその価格も確認し、把握することが必要です。 |
⑤大きさ | 大型のエステ機器を何台も置くとそれだけスペースをとります。上手く複合機を取り入れるなどして動線を確保できると良いでしょう。お客様が空間を広々使えて圧迫感を感じない、特別感のある雰囲気作りも大切です。 |
⑥製品保証 | メーカー保証の有無と、期間の長さを必ずチェックしておきましょう。多くのエステ機器が1年の保証を設けていますが、必要なサポートが期間内に受けられなければ自費での対応になってしまうため、無償点検や無償修理の有無もチェックしましょう。 |
⑦購入後のサポート | メーカーからのサポートが受けられるかどうかも重要なポイントです。どんなに良いマシンを導入したとしても、それを使いこなせなければ、サロンの収益アップには繋がりません。必要となる技術についての講習を実施している販売元もあります。せっかく導入したエステ機器の効果を最大化させるためにも、どのようなサポート体制があるかについても確認するようにしましょう。また、マシンが不具合を起こしたときは、すぐにメンテナンスに出して代替機を用意する必要があります。万が一の際に修理や点検のサポートをしてもらえるのか、メーカーへ確認しておくと良いでしょう。 |
業務用エステ機器は機能や用途によって価格の幅があり、おおよそ100~500万円です。
ここで注意したいのが、価格が高ければ良いエステ機器が手に入るとは限らない点です。
どんなに高価な機器を導入したとしても、その施術内容が自分のサロンと合っていなければ、お客様満足度や集客に繋がりません。
そのため、業務用エステ機器を導入する際は、まず、目指すサロンのビジョンとコンセプトに合っているかを確認するようにしましょう。
購入を検討している機器は、実際にデモンストレーションに行くのも良い方法です。
自らが実際に体験し比較することで、本当に効果がある機器を選ぶことができますし、エステに来られたお客様に説得力を持って説明ができます。
また、導入方法も新品での購入以外にもリース等の方法もあるため、サロンの予算や経営方針と照らし合わせて、導入するマシンや導入方法を選びましょう。
クリニックを超える施術をサロンでも
私たちETERNAL BEAUTY GLOBALは、10年以上ヒト幹細胞コスメ業界を牽引してきたエクソソームのパイオニアです。全国3,000以上のクリニックで使用されている施術用エクソソーム導入液よりも300%高濃度な美容液をサロン様に提供しております。美容クリニックよりも安く、美容クリニック以上のフェイシャルケアを簡単に始められる画期的なサービスがあります。
- ヒト幹細胞培養液、エクソソーム美容液の仕入れが高額で困っている。
- 美容クリニック以上の施術(美容機器エステ)で顧客を驚かせたい。
- 様々な化粧品や美容機器を試したがあまりいいものが見つけられない
導入についてのセミナー参加でお試し無料!1つでも当てはまるオーナー様は、一度ご相談ください!