開業準備でつまずかない!サロンの登記手続きステップバイステップ
サロン開業を夢見ているあなた、登記手続きでつまずいていませんか? 開業前の準備から登記完了後まで、サロン開業に必要な手続きをステップバイステップで分かりやすく解説します。ターゲット顧客の選定や事業計画、資金調達といった開業準備から、個人事業主と法人の比較、開業届出、法人設立、美容所開設届、そして開業費用を抑えるための助成金活用術まで網羅。この記事を読めば、スムーズに開業準備を進め、夢のサロンオープンを実現するための具体的な行動計画を立てることができます。よくある質問もまとめましたので、疑問を解消しながら安心して開業準備を進めましょう。
1. サロン開業前の準備で確認すべきこと
サロン開業を成功させるためには、綿密な準備が不可欠です。開業前の準備を怠ると、後々大きな問題に発展する可能性もあります。そこで、サロン開業前に確認すべき重要なポイントを4つのステップに分けて解説します。
1.1 ターゲット顧客の明確化と市場調査
まず初めに、誰をターゲット顧客とするのかを明確にしましょう。年齢、性別、職業、ライフスタイル、価値観などを具体的に想定することで、効果的な集客戦略を立てることができます。ターゲット顧客を定めたら、市場調査を行いましょう。競合サロンのサービス内容、価格設定、顧客層、立地などを分析し、自サロンの強みと差別化ポイントを明確にすることが重要です。商圏内の人口動態や地域特性なども把握しておきましょう。インターネット検索やアンケート調査、競合店への訪問などを通して情報を集め、開業後の経営戦略に役立てましょう。SWOT分析を用いて、自サロンの強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)を分析することも有効です。
1.2 事業計画書の作成
事業計画書は、サロン開業における羅針盤となる重要な書類です。事業計画書を作成することで、開業までのプロセスを明確化し、目標達成への道筋を立てることができます。また、金融機関からの融資を受ける際にも必要不可欠な書類となります。事業計画書には、事業概要、ターゲット顧客、市場分析、サービス内容、価格設定、売上予測、費用計画、資金調達計画、損益計算書、キャッシュフロー計算書などを記載します。特に、売上予測と費用計画は綿密に行い、現実的な数値を算出することが重要です。事業計画書の作成ツールを活用するのも良いでしょう。作成した事業計画書は定期的に見直し、必要に応じて修正を加え、常に現状に合わせた計画を維持しましょう。
1.3 資金調達計画の策定
開業資金の調達方法は、自己資金、融資、助成金・補助金など、様々な方法があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自サロンの状況に合った最適な資金調達計画を策定しましょう。
資金調達方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
自己資金 | 返済不要、金利負担なし | 資金が限られる |
融資(日本政策金融公庫、銀行等) | まとまった資金調達が可能 | 返済義務、金利負担あり、審査が必要 |
助成金・補助金(国、地方自治体等) | 返済不要 | 条件が厳しく、採択率が低い |
資金調達計画を立てる際には、開業に必要な費用を明確に把握しておくことが重要です。設備費用、内装工事費、広告宣伝費、人件費、運転資金など、開業にかかる費用を項目ごとにリストアップし、合計金額を算出しましょう。また、資金繰りを円滑に進めるために、開業後の収支予測も立てておく必要があります。売上予測、経費予測、資金繰り表などを作成し、資金ショートを起こさないように注意しましょう。
1.4 開業場所の選定と契約
開業場所は、サロンの成功を左右する重要な要素です。ターゲット顧客層の居住エリア、競合店の立地、交通アクセス、家賃、周辺環境などを考慮し、自サロンのコンセプトに合った最適な場所を選びましょう。路面店、テナントビル、マンションの一室など、様々な選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、最適な物件を選びましょう。物件が決まったら、賃貸借契約を締結します。契約内容をしっかりと確認し、不利な条件がないか、将来的なリスクなどを考慮することが重要です。契約期間、更新料、敷金・礼金、解約条件などを確認し、疑問点があれば不動産会社に相談しましょう。また、必要に応じて弁護士や税理士などの専門家に相談することも検討しましょう。
2. サロンの形態と必要な手続き
サロンを開業するにあたって、まず決めなければならないのが、個人事業主として開業するか、法人として開業するかです。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況に合った形態を選択しましょう。
2.1 個人事業主か法人か?メリット・デメリットを比較
個人事業主と法人は、税金や社会的な信用度、手続きの煩雑さなど、様々な面で違いがあります。どちらの形態が自分に合っているのか、しっかりと比較検討することが重要です。
項目 | 個人事業主 | 法人(株式会社) |
---|---|---|
手続き | 比較的簡単 | 複雑で時間と費用がかかる |
税金 | 所得税、住民税、事業税 | 法人税、住民税、事業税 |
社会的な信用 | 低い | 高い |
責任 | 無限責任 | 有限責任 |
資金調達 | 比較的難しい | 比較的容易 |
経費 | プライベートとの区別が難しい | 明確に区分できる |
開業当初は手続きが簡単で費用も抑えられる個人事業主を選択し、事業が軌道に乗り、資金調達や社会的な信用が必要になった段階で法人成りを検討するのも一つの方法です。
2.2 開業届出手続き
個人事業主としてサロンを開業する場合、税務署に開業届出書を提出する必要があります。開業届出書は、開業日から1ヶ月以内に提出しましょう。提出期限を過ぎると、青色申告特別控除額が65万円から55万円に減額されてしまう可能性がありますので注意が必要です。 また、開業届出書は、税務署の窓口だけでなく、郵送やe-Taxでも提出可能です。
2.2.1 開業届出に必要なもの
- 開業届出書
- 印鑑
- マイナンバーカード(または通知カードと身分証明書)
2.3 法人設立に必要な手続き
法人としてサロンを開業する場合、様々な手続きが必要となります。主な手続きは以下の通りです。
2.3.1 定款の作成・認証
会社の基本的なルールを定めた定款を作成し、公証役場で認証を受けます。電子定款にすることで印紙税4万円が不要になります。
2.3.2 会社設立登記申請
法務局に会社設立登記申請書を提出します。オンライン申請も可能です。
2.3.3 法人設立後の手続き
登記完了後、税務署、都道府県税事務所、市町村役場、社会保険事務所、労働基準監督署、公共職業安定所などへの届出が必要です。それぞれの機関への提出期限が異なりますので、事前に確認しておきましょう。
これらの手続きは、司法書士や行政書士などの専門家に依頼することも可能です。専門家に依頼することで、時間と手間を省き、スムーズに開業準備を進めることができます。
3. サロンの登記手続きステップバイステップ
これからサロンを開業し、法人として事業を始めるにあたって、登記手続きは避けて通れません。この章では、株式会社設立を例に、登記手続きの流れをステップバイステップで解説します。合同会社設立の場合も、手続きの大枠は同様ですが、細かな点で異なる部分がありますので、法務局のウェブサイトなどを参照ください。
3.1 定款の作成と認証
定款とは、会社の基本ルールを定めたものです。会社の目的、商号、本店所在地、発行可能株式総数など、重要な事項が記載されます。電子定款を作成する場合、法務局への紙の提出が不要となり、印紙税4万円が不要になるメリットがあります。
3.1.1 電子定款の作成
電子定款を作成するには、まず法務省のウェブサイトから「電子定款作成ソフト」をダウンロードします。このソフトを使って、必要な事項を入力し、PDF形式で保存します。作成したPDFファイルに、代表取締役となる方の電子署名を付与します。
3.1.2 紙の定款の作成
紙の定款を作成する場合は、A4サイズの用紙に作成し、各ページに発起人全員が記名押印します。割印も忘れずに行いましょう。
3.1.3 公証役場での認証
電子定款または紙の定款を作成後、公証役場へ行き、認証を受けます。認証を受ける際には、発起人全員の印鑑証明書が必要です。公証役場へは事前に予約しておきましょう。
3.2 登録免許税の納付
会社設立登記の申請には、登録免許税の納付が必要です。株式会社の場合、最低でも15万円かかります。電子定款で申請する場合、印紙税は不要ですが、登録免許税は納付が必要ですので注意しましょう。
納付方法 | 説明 |
---|---|
オンライン納付 | 国税庁のウェブサイトから、クレジットカードやインターネットバンキングで納付できます。 |
金融機関での納付 | 登録免許税納付書を作成し、金融機関の窓口で納付します。 |
3.3 会社設立登記申請
定款の認証と登録免許税の納付が完了したら、法務局へ会社設立登記の申請を行います。申請に必要な書類は、以下のとおりです。
書類名 | 説明 |
---|---|
会社設立登記申請書 | 法務局に備え付けの用紙、または法務局のウェブサイトからダウンロードできます。 |
定款 | 公証役場で認証を受けた定款です。 |
登録免許税納付の領収書 | 登録免許税を納付した際に受け取った領収書です。 |
印鑑届出書 | 会社代表印の印鑑届出書です。 |
印鑑証明書 | 発起人全員の印鑑証明書です。 |
その他、必要に応じて追加書類 | 資本金の払込証明書など、場合によっては追加書類が必要になります。 |
申請書類に不備があると、登記が却下される可能性がありますので、慎重に作成しましょう。 法務局の窓口で相談することも可能です。
3.4 登記完了後の手続き
登記が完了すると、登記簿謄本(履歴事項全部証明書)を取得できます。この登記簿謄本は、会社の正式な証明書となるため、銀行口座の開設や各種契約手続きなどに必要となります。登記完了後、速やかに登記簿謄本を取得しましょう。 また、会社設立後、税務署、都道府県税事務所、市町村役場への届出が必要になります。これらの手続きも忘れずに行いましょう。
4. 開業前に必要な許認可・届出
サロンを開業する前に、業種やサービス内容によっては、必要な許認可や届出があります。これらを怠ると、法律違反となり、営業停止や罰金などのペナルティを受ける可能性があります。事前にしっかりと確認し、必要な手続きを行いましょう。
4.1 保健所への届出
エステサロンは基本、保健所への申請は必要ありません。ただし首から上だけを扱うフェイシャルサロンの場合は申請が必要なケースもありますので、各管轄の保健所にお問い合わせください。
4.2 その他、業種に必要な許認可・届出
美容所以外にも、業種によっては特定の許認可や届出が必要となる場合があります。以下に代表的な例を挙げます。
業種 | 必要な許認可・届出 | 提出先 |
---|---|---|
まつげエクステサロン | 美容所開設届(美容を業とする場合) 理容師免許(理容を業とする場合) |
保健所 |
エステサロン(医療行為を行う場合) | 医師法、医療法に基づく許可 | 都道府県 |
リラクゼーションサロン(あん摩マッサージ指圧師が行う場合) | あん摩マッサージ指圧師免許 | 都道府県 |
飲食スペースを併設する場合 | 食品衛生法に基づく許可 | 保健所 |
これらの許認可・届出以外にも、業種やサービス内容によってはさらに必要なものがあります。開業前に必ず管轄の役所や関係団体に確認し、必要な手続きを漏れなく行うようにしましょう。不明な点があれば、専門家(行政書士、税理士など)に相談することもおすすめです。
5. 開業費用を抑えるポイント
サロン開業には何かとお金がかかります。限られた予算の中で効率的に開業するためには、開業費用を抑えるための戦略が不可欠です。ここでは、助成金・補助金の活用や開業資金の節約術など、具体的な方法を紹介します。
5.1 助成金・補助金の活用
開業費用を捻出する上で、助成金や補助金の活用は大きな助けとなります。これらの制度は、新規開業を支援するために国や地方自治体によって設けられています。返済不要な資金のため、積極的に活用を検討しましょう。
5.1.1 活用できる助成金・補助金を見つける
助成金・補助金は種類が多く、それぞれ要件が異なります。事業内容や地域、開業形態などに合った制度を見つけることが重要です。「ミラサポ」や各地方自治体のウェブサイトなどで情報を収集し、自分に合った制度を探しましょう。
5.1.2 申請手続きをスムーズに進める
助成金・補助金の申請は、必要書類の収集や申請書の 작성など、複雑な手続きが必要となる場合があります。申請期限も定められているため、余裕を持って準備を進めましょう。専門家(行政書士や中小企業診断士など)に相談することも有効です。
助成金・補助金の種類 | 概要 | 対象者 |
---|---|---|
創業補助金 | 新規創業者の事業計画に基づき、経費の一部を補助 | 一定の要件を満たした新規創業者 |
小規模事業者持続化補助金 | 小規模事業者の経営計画に基づき、販路開拓等の経費の一部を補助 | 一定の要件を満たした小規模事業者 |
ものづくり補助金 | 中小企業の革新的な設備投資等を支援 | 一定の要件を満たした中小企業 |
IT導入補助金 | 中小企業・小規模事業者等におけるITツール導入費等を補助 | 一定の要件を満たした中小企業・小規模事業者等 |
5.2 開業資金の節約術
助成金・補助金の活用以外にも、開業資金を節約するための方法は様々あります。無駄な支出を抑え、必要なものへ投資することで、開業費用を効果的に抑えることができます。
5.2.1 居抜き物件の活用
既にサロンとして使用されていた物件をそのまま利用することで、内装工事費や設備費用を大幅に削減できます。初期投資を抑える効果的な方法です。
5.2.2 リース契約の活用
高額な設備機器は、購入するのではなくリース契約を検討しましょう。初期費用を抑え、最新の機器を導入することができます。リース期間終了後の更新や返却も可能です。
【重要】
機械リースですが、弊社としては絶対にオススメをしておりません。リースはリース料率という数値が用いられますが、このリース料率とは、銀行の利息が何パーセントという金利とはまったく異なります。リース料率は、
「リース料率 = 毎月のリース料 ÷ 機械の購入額」
で計算されるものです。
では一般的なリース料率2%は銀行の利息で言うと何パーセントに相当するかと言いますと、大体5~8%にもなります。皆さんは5~8%もの利息でものを買いますか?利息が高すぎて買わないと思います。
本来、エステサロンの開業に必要な機器は銀行や日本政策金融公庫から借り入れをして購入し、機器は減価償却で費用計上すべきです。銀行や日本政策金融公庫から借り入れた場合、利息は1~2%です。リースとは非常に大きな差が出ます。
更にはリースで手に入れた機械は自分のものではなく、リース会社のものです。そしてリースが終わっても再リースが待っています。再リースはそれまでのリース料の10分の1にはなりますが、1年分を一括で払わなければなりません。これがリース会社の利益の源泉とも言われております。もちろん、再リースの時点で機器をリース残高で購入するのもありですが、銀行や日本政策金融公庫とは異なり、リースはトータルで非常に高いお金を払わされます。
しかしながら開業時はお金もなく、与信も低く銀行はお金を貸してくれない事も多いでしょう。だからといってリースでいいや!は止めましょう。もし銀行がお金を貸してくれないのであれば、日本政策金融公庫に行ってみて下さい。「日本政策金融公庫!?何それ?面倒だな・・・。やっぱりリースにしちゃえ!」は将来、確実に後悔することとなります。
現在、10年で95%ものサロンが潰れると言われています。もし経営が苦しくなったとき、リースであれば、その機器を売ることも出来ません。またエステサロン向けの機械は大概が安価なものなのに、それを綺麗なパンフレットをつくり、法外な値段で売っているものがほとんどです。
我々は原価が極めて安い機器を法外な値段でリースにて売る手法に反対をしています。開業時はお金がありません。我々は最新のエレクトロポレーションを無償で提供をしております。そしてクリニックを超える施術方法もお伝えしています。結果、驚異のリピート率が実現します。これこそがお客様も喜び、そしてエステサロン様も経営が順調になっていく方法だと我々は確信をしております。
5.2.3 中古備品の活用
施術用のベッドや椅子、ワゴンなどは、中古品を活用することで費用を抑えることができます。状態の良い中古品を探すことで、新品同様の品質を低価格で手に入れることも可能です。
5.2.4 DIYの活用
内装の一部をDIYで仕上げることで、費用を抑えることができます。オリジナリティあふれるサロンづくりにも繋がります。
5.2.5 オンライン予約システムの活用
電話対応にかかる人件費や時間を削減するために、オンライン予約システムを導入しましょう。顧客満足度向上にも繋がります。
5.2.6 広告宣伝費の最適化
高額な広告宣伝ではなく、SNSやブログなどを活用した低コストでの宣伝方法を検討しましょう。口コミマーケティングも効果的です。
6. 開業後の手続きと運営
サロンを開業した後も、様々な手続きや運営上のポイントがあります。スムーズなサロン運営のために、開業後も必要な手続きをしっかりと行い、経営を安定させましょう。
6.1 税務署・都道府県税事務所等への届出
開業後は、税務署や都道府県税事務所への届出が必要です。主な届出は以下の通りです。
届出の種類 | 提出先 | 提出期限 | 概要 |
---|---|---|---|
個人事業の開廃業等届出書 | 税務署 | 開業日から1ヶ月以内 | 個人事業主が開業、廃業、事業内容の変更等を行う際に提出する届出書です。 |
青色申告承認申請書 | 税務署 | 開業日から2ヶ月以内 | 青色申告を行う場合に提出する申請書です。青色申告を行うことで、税制上の優遇措置を受けることができます。 |
法人設立届出書 | 税務署 | 設立日から2ヶ月以内 | 法人を設立した場合に提出する届出書です。 |
地方税における個人事業の開廃業等届出書 | 都道府県税事務所 | 開業日から1ヶ月以内 | 個人事業主が開業、廃業、事業内容の変更等を行う際に提出する届出書です。 |
6.2 社会保険・労働保険の手続き
従業員を雇用する場合、社会保険や労働保険の手続きが必要です。これらの手続きは、従業員の福利厚生を確保するために不可欠です。
手続きの種類 | 加入先 | 概要 |
---|---|---|
健康保険・厚生年金保険 | 日本年金機構 | 従業員の病気やケガ、老後の生活を保障するための制度です。 |
雇用保険 | 公共職業安定所 | 従業員が失業した場合の生活を保障するための制度です。 |
労災保険 | 労働基準監督署 | 従業員が業務中にケガや病気になった場合の補償を行う制度です。従業員を雇用する場合は必ず加入する必要があります。 |
6.3 サロン運営のポイント
サロンを安定して運営していくためには、様々なポイントがあります。売上管理、顧客管理、従業員管理など、多岐にわたる業務を効率的に行う必要があります。
6.3.1 売上管理
売上を正確に把握することは、サロン経営の基礎となります。売上管理システムなどを活用し、日々の売上や経費を記録しましょう。
6.3.2 顧客管理
顧客情報を適切に管理することで、顧客満足度を高め、リピーター獲得につなげることができます。顧客管理システムなどを活用し、顧客の来店履歴や施術内容などを記録しましょう。顧客の誕生日などに合わせたキャンペーンを実施するのも効果的です。
6.3.3 従業員管理
従業員が働きやすい環境を整えることは、サロンの成長に不可欠です。適切な労働時間管理、スキルアップのための研修制度などを導入し、従業員のモチベーション向上に努めましょう。定期的な面談を実施し、従業員の意見や悩みを聞くことも重要です。
6.3.4 集客・宣伝
新規顧客の獲得、そして既存顧客のリピート率向上のためには、効果的な集客と宣伝活動が重要です。SNSやブログ、地域情報誌などを活用し、サロンの情報を発信しましょう。ホットペッパービューティーやミニモなどの予約サイトへの掲載も効果的です。
6.3.5 衛生管理
サロンの衛生管理は、顧客の安全を守る上で非常に重要です。施術器具の消毒、清掃などを徹底し、清潔な環境を維持しましょう。衛生管理に関する規定を設け、従業員への教育も実施しましょう。
これらのポイントを踏まえ、開業後の手続きや運営をしっかりと行うことで、サロンの成功へと繋げましょう。
7. よくある質問Q&A
サロン開業に関するよくある疑問をまとめました。
7.1 個人事業主と法人の違いは?
個人事業主と法人には、税金、社会的な信用、責任の範囲など、様々な違いがあります。主な違いは以下の通りです。
項目 | 個人事業主 | 法人(株式会社) |
---|---|---|
事業主の責任 | 無限責任(私財も責任を負う) | 有限責任(出資額の範囲内) |
税金 | 所得税、住民税、事業税 | 法人税、住民税、事業税 |
社会的な信用 | 比較的低い | 比較的高い |
手続き | 比較的簡単 | 比較的複雑 |
資金調達 | 個人名義での借入 | 会社名義での借入が可能 |
開業当初は個人事業主として始め、事業が軌道に乗ってから法人成りするケースも少なくありません。ご自身の状況や将来の展望に合わせて選択しましょう。
7.2 登記手続きにかかる費用は?
登記手続きには、登録免許税や司法書士への報酬など、様々な費用がかかります。費用の内訳は以下の通りです。
7.2.1 株式会社の場合
- 登録免許税:最低15万円(資本金の0.7%が15万円を下回る場合は15万円)
- 定款認証手数料:5万円程度(電子定款の場合は不要)
- 司法書士報酬:5万円~15万円程度(依頼する場合)
7.2.2 合同会社の場合
- 登録免許税:6万円
- 定款認証手数料:5万円程度(電子定款の場合は不要)
- 司法書士報酬:5万円~15万円程度(依頼する場合)
これらの費用に加えて、印紙代などの雑費も発生します。開業資金の中で、登記費用もしっかりと確保しておきましょう。
7.3 開業前に必要な手続きで他に何かありますか?
開業前に必要な手続きは、サロンの形態や業種によって異なります。主な手続きは以下の通りです。
- 税務署への開業届出:個人事業主、法人を問わず必要です。
- 保健所への届出:エステサロンは基本、保健所への申請は必要ありません。ただし首から上だけを扱うフェイシャルサロンの場合は申請が必要なケースもありますので、各自治体にお問い合わせください。
- 都道府県税事務所への事業開始等申告書:個人事業主は不要な場合もあります。
- 社会保険・労働保険の手続き:従業員を雇用する場合に必要です。
- 防火管理者選任届出:一定規模以上の施設の場合に必要です。
- 食品営業許可:飲食店などを併設する場合に必要です。
その他、業種によっては別途許認可が必要な場合があります。管轄の役所などに確認しましょう。
7.4 助成金・補助金について教えてください
開業時に活用できる助成金や補助金には様々な種類があります。創業補助金や小規模事業者持続化補助金など、利用条件を満たせば活用できる可能性があります。また、自治体独自の助成金・補助金制度もありますので、事前に情報収集を行い、積極的に活用を検討しましょう。申請には期限や必要な書類がありますので、余裕を持って準備を進めることが重要です。
8. まとめ
この記事では、サロン開業に向けた登記手続きをステップバイステップで解説しました。開業前の準備として、ターゲット顧客の明確化、事業計画書の作成、資金調達計画、開業場所の選定が重要です。サロンの形態は個人事業主か法人かを選択し、それぞれ必要な手続きがあります。法人設立の場合は、定款の作成・認証、登録免許税の納付、会社設立登記申請が必要です。また、業種によって必要な許認可・届出も忘れずに確認しましょう。開業費用を抑えるためには、助成金・補助金の活用や開業資金の節約を検討しましょう。開業後は、税務署等への届出や社会保険・労働保険の手続きが必要です。これらの手続きを確実に行い、スムーズなサロン開業を実現しましょう。
監修者の紹介
株式会社ETERNAL BEAUTY GLOBAL
化粧品事業部 サロン特化型コンサルタント 原田 良美(Harada Yoshimi)
現在、エステサロン向けに売上をアップさせるためのサロン特化型コンサルタントして活躍中。美容部員としてまつ毛エクステやネイル、オイルマッサージなど幅広い美容業務に携わっていた経験もあり、その経験を元にお客様の悩みやニーズに寄り添い最適な美容ソリューションを提案。
担当したサロンのほとんどが最低でも売上を20〜40%アップさせるという実力派コンサルタントとしても定評がある。サロンの成長を支えながらビジネスの成功をサポートしてくれていると多くのサロンオーナーからの支持を得ている。また日頃からクリニックやエステサロンに通い、顧客への提供する美容情報に誤りがないよう、最新情報にも積極的に学んでいる。
保有資格:化粧品検定一級
クリニックを超える施術をサロンでも
私たちETERNAL BEAUTY GLOBALは、10年以上ヒト幹細胞コスメ業界を牽引してきたエクソソームのパイオニアです。全国3,000以上のクリニックで使用されている導入液(エクソソーム&神経系幹細胞培養液)(ペップビュー)よりも300%高濃度な導入液(エクソソーム&神経系幹細胞培養液)をサロン様に提供しております。結果的にクリニック以上の効果の出るフェイシャル施術で大繁盛サロンへ導くお手伝いをしております。
- 神経系幹細胞培養液、エクソソームの導入液をサロンで仕入れたいと思っている
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