2024年1-11月 「脱毛サロンなどエステティック業」倒産に関する弊社見解について

東京商工リサーチ殿の調査によると、2024年1-11月 「脱毛サロンなどエステティック業」倒産が過去最高を記録致しました。我々のホットペッパービューティーを使った調査によると、3ヵ月後に無くなったサロンは約1,000件にも及びました。

1年間にしますと4,000件です。エステサロン様はリラクゼーションサロン様も含めますと大体7万件程度ホットペッパービューティで登録がありますが、エステ、リラクと両方に登録されているサロンも多く、実際に存在しているサロンは5万件程度だと思われます。ホットペッパービューティーに登録をしているサロンは無料プランもありますが、基本、広告費を投下出来るサロンが大半で、1年で4,000件が消えているという事は驚くべき数値だち思われます。

ホットペッパービューティーには登録をしていないおうちサロンもあることから、10年後には95%のサロンがなくなっているというのもあながちウソではないと思われます。

やはりエステサロンは美容室や理容室と違い、免許が必要なく、投下資金も大きくないことから参入障壁も低く、結果的に極めて厳しい戦いが起きていると言わざるを得ません。また美容クリニックが最近、非常に増えている事や保険診療のクリニックが自由診療に参入するなど、クリニック vs エステサロンからクリニック vs クリニックという構図になってきています。

更には脱毛サロンは競争の激化から価格競争が激しく、定期コースを安価に販売するものの、予約が取れないというクレームが続出しています。そして結果的に倒産に追い込まれているサロンが急増しています。どうしても若手を対象としたサロン経営は価格競争に陥りやすく、完全なるレッドオーシャンと言えます。

また今までハイフなど比較的裕福層をターゲットとした施術も医療行為となされ、エステ業界では施術が出来なくなりました。

このような現状を考えますと、少子化、若者のような価格重視の顧客層から、高齢化に伴い、裕福な層をターゲットとした施術に切り替えていく必要があると思います。しかしながら、そこの層はクリニックと真っ向から戦う事となります。

クリニックに勝てる施術で裕福層を囲い込む、また結果を出して裕福層のリピート率をあげる、それしか生き残りの道はないのではないでしょうか?

極めて厳しいこの状況から打破するために、我々の方では勉強会を開催致しております。この勉強会に是非、参加を頂き、新たな未来を構築するのはいかがでしょうか?

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